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はじめに

地震大国と言われる日本。


国土特有の地形において、全国で頻繁に地震による被害が発生しています。


地震のみではなく、台風や津波、竜巻、土砂災害、大雪、雪崩...


災害はある日、突然やってきます。


"その時"あなたはどこにいるでしょうか?


職場?デパート?電車や地下鉄?はたまた、旅先の旅館?


"その時"あなたは何を考え、どう行動すれば良いのでしょうか?


"守るべきもの"がある人は大勢いらっしゃいます。


災害について "知る"ことで "守る" ことに繋げる必要があります。


そして、次の世代に"語り継ぐ" ・ "受け継ぐ"必要もあると思います。


このアプリは、国や地方公共団体のオープンデータを用いて、いざという時の強力な"ツール"になるべく、開発しました。


スマートフォンが普及した現在、本アプリをハンドブック的な位置づけとして使用していただければと思います。


ご家族と防災について話したり、ご友人と情報共有したり、使い方は人ぞれぞれだと思います。


そして、日本という国で暮らしていく中で、大きな課題があります。


私たちは、この台地・自然とどのように向き合って生きていけば良いのでしょうか?


少しでも皆さんのヒントとなり、お役に立てられれば幸いにございます。


by 仁志.

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持ち出しリスト


貴重品

10円玉は公衆電話用に必要


避難用具

懐中電灯は1人1つ用意しよう。


生活用品

避難所生活に最低限必要。家族構成(赤ちゃんや高齢者の方々)を考えて用意しよう。


救急用具

持病をお持ちの人は薬は必ず持っていこう。感染予防のため、マスク・アルコールも揃えよう。


非常食品

最低3日分は容易しよう。そのままで食べられるものが便利。


衣料品

避難が長引くと衣料品もある程度必要になります。


その他

季節に応じて持ち物を揃えよう。ゴミ袋は、持ち物としてかさばらず、防寒やレインコート代わりに使えるなどの応用も可能です。



以下の資料をもとに仁志が加工・編集して作成しました。
わたしの防災サバイバル手帳、消防庁
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活断層マップ

活断層

通常は地表に現れている断層と認められる地形のうち、今後も活動しそうな(=地震を発生させるような)ものを活断層といいます。

活断層マップでは、震源地の緯度・経度を入力することで、活断層と震源地の関係を視覚化することができます。



以下の資料をもとに仁志が加工・編集して作成しました。
わたしの防災サバイバル手帳、消防庁
気象庁ウェブサイト
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安否確認

安否確認 災害時には、必ずしも家族と一緒にいるとは限りません。別々に避難することも十分考えられます。こういった時に「安否確認」が必要になります。日頃からどのように確認し合うのか、学校や職場の連絡先も共有することが大切です。

帰宅困難者

≪帰宅の判断≫
遠距離を無理に帰宅しようとすると、却って二次災害を引き起こす恐れがある。 むやみに移動しない。

家族の安否確認を行う。
≪帰宅方法≫
地震が起きると普段通っている道路も通行困難になる。普段から自分で帰宅ルートを歩くなどして、道路の状況を確認しておく。

夜は特に足下が見えにくく危険!特に自宅まで遠距離の人は時間帯も考えて行動する。

災害時には、情報提供などを行う帰宅困難者支援施設として、学校や公共施設、コンビニエンスストア、ガソリンスタンドなどが指定されるケースが増えている。これらの施設も併せて確認しておく。

「災害用伝言ダイヤル171」

阪神・淡路大震災の時は、停電の影響等から約30万回線が不通になりました。また、全国から神戸方面に通常ピーク時の50倍程度の通話が集中し、電話がつながりにくくなりました。

「家族や友人にとにかく連絡をとりたい」そんなときのために、「災害用伝言ダイヤル171」の使い方を覚えておきましょう!


今、ここにいるよ。

「今、ここにいるよ。」は災害時に自分の居場所を家族や友人に知らせることができる安否確認サービスです。GPS機能が搭載されており、SNSと連携して使用することができます。


以下の資料をもとに仁志が加工・編集して作成しました。
わたしの防災サバイバル手帳、消防庁
防災マニュアル、消防庁
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調査・報告

調査・報告

災害が起きた後、各自治体職員が地域を回り、被害情報の収集に努めます。対策本部に報告し、罹災証明書の発行手続きを進めるためです。


報告

各自治体が調査に来た際、どんな被害があったのか、報告してください。

≪被害の例≫

・家屋の被害
 瓦が落ちた、床下浸水、雨漏り、トタン屋根が剥がれた、家が傾いた...など。

・庭、駐車場の被害
 庭の木が折れた、車のカーポートが剥がれた、倉庫が崩れた...など。

修理や片付けをする前に、写真などで記録に保存しておくことも大切です。各自治体職員に報告する前に修理してしまうと、後になって、罹災証明書を発行できないなどのトラブルが起きる可能性があります。


罹災証明書

台風、豪雨による浸水被害、火災などによる住家被害があり、火災保険などを使用する場合、保険会社から罹災証明書の提出が求められる場合があります。お住まいの自治体に問い合わせて、罹災証明書の交付手続きを行いましょう。

市町村長は、当該市町村の地域に係る災害が発生した場合において、当該災害の被災者から申請があつたときは、遅滞なく、住家の被害その他当該市町村長が定める種類の被害の状況を調査し、罹災証明書(災害による被害の程度を証明する書面)を交付しなければならない。(災害対策基本法第90条の2)

身の回りの被害状況について

自宅周りの近隣にも被害があれば、各自治体に報告するのが大切です。また、お店の看板が倒れているなどした場合、お店に知らせてあげることも大切です。

≪被害の例≫

・公共物
 電信柱が傾いている、道路にひび割れがある、信号が光っていない、マンホールが隆起している、道路標識が折れている...など。

・民間の建物
 お店の看板が傾いている...など。

次の防災へ

双葉

災害の傾向

災害は単発で起きるのではなく、複数の災害がたて続けに起きる傾向にあります。

≪複数の災害の例≫

・地震が起きた後に津波発生

・火山噴火後の地震

・集中豪雨の後に台風が通過し洪水発生

2度、3度と災害が起きると被害が酷くなる場合があります。次の災害に備えて、雨漏りの修復や補強に努めましょう。

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災害の種類

災害の種類

災害にはどのようなものがあるでしょうか?
災害について "知る" ことが "守る" ことに繋がります。

目 次


地 震


(写真提供:神戸市)

メカニズム


(写真提供:国土地理院ウェブサイト)

・海溝型地震
海底にあるプレートとよばれる板のような岩盤が、地球の運動によりひずみ、ずれることによって起こる。

・プレート内地震
沈み込む海のプレート内部で発生する。

・内陸型地震
内陸にある活断層とよばれる地面の裂け目が動いて起こる。

震度とマグニチュード

・震度
その場所での地震の揺れを表す。日本で使われる言い方で、10階級に分かれる。

・マグニチュード
震源での地震エネルギーの規模を表す。マグニチュードが1増えるとエネルギーは32倍になる。

余震

大地震が発生した後は、余震が続くことが多い。余震とはいえ、強い揺れが起こる恐れがあるので、注意が必要である。

液状化現象


(写真提供「災害写真データベース」、東日本大震災、浦安市高洲地区マンホール被害)
大地震が発生した場合、水分を含んだ地盤が崩れ、液状化する液状化現象が起こる場合がある。

気象庁震度階級関連解説表


(出典:気象庁)

長周期地震動

南海トラフ地震のような規模の大きい地震が発生すると、周期の長いゆっくりとした大きな揺れ(地震動)が生じます。このような地震動のことを長周期地震動といいます。

建物には固有の揺れやすい周期(固有周期)があります。地震波の周期と建物の固有周期が一致すると共振して、建物が大きく揺れます。
高層ビルの固有周期は低い建物の周期に比べると長いため、長周期の波と「共振」しやすく、共振すると高層ビルは長時間にわたり大きく揺れます。

また、高層階の方がより大きく揺れる傾向があります。
長周期地震動により高層ビルが大きく長く揺れることで、室内の家具や什器が転倒・移動したり、エレベーターが故障することがあります。

東日本大震災では、首都圏などの高層建物が長周期地震動により大きく長く揺れました。

異常震域

震源が非常に深い場合、震源の真上ではほとんど揺れないのに、震源から遠くはなれた太平洋側の場所で揺れを感じることがあります。この現象は、「異常震域」という名称で知られています。原因は、地球内部の岩盤の性質の違いによるものです。

 大陸プレートの地下深くまで太平洋プレートなどの海洋プレートが潜り込んで(沈み込んで)います。通常、地震波は震源から遠くになるほど減衰するものですが、この海洋プレートは地震波をあまり減衰せずに伝えやすい性質を持っています。このため、沈み込んだ海洋プレートのかなり深い場所で地震が発生すると(深発地震)、真上には地震波があまり伝わらないにもかかわらず、海洋プレートでは地震波はあまり減衰せずに伝わり太平洋側に揺れを伝えます。その結果、震源直上の地表での揺れ(震度)が小さくとも、太平洋側で震度が大きくなります。

地震防災INSIGHT

家にいる時

・机やテーブルの下にもぐる等して頭を守る!
学校の避難訓練を思い出そう。


・地震の次は火災に注意!
揺れがおさまったら、火の始末を忘れずに!


(写真提供:神戸市)
・慌てて外に飛び出さない!
瓦や看板が落ちてくる、ガラス等の破片が刺さる危険がある。


・避難する時は、電気のブレーカーを一旦切る!
電気が復旧した時に火災が起こる危険性がある。

・正しい情報を入手する。
テレビ、スマホのニュース、ラジオなどから発表される信頼できる情報を頼りに、落ち着いて行動する。
外にいる時

(写真提供:神戸市)
・落下物に注意!
瓦が落ちてきたり、ブロック塀が壊れたり、ビルの看板が落ちてくる可能性がある。


(写真提供:神戸市)
・余震に注意!
大地震の後は、余震が続く傾向にある。余震といえ、強い地震が発生する場合があるので、倒れかけた建物には近づかない。

・電車に乗っている時、デパート・映画館等では係員の指示に従い行動する!


津 波


(写真提供「災害写真データベース」、東日本大震災、津波で破壊された防波堤)

メカニズム

津波は、多くが海底でプレート型地震が起きた時に海底が持ち上がったり、沈み込んだりすることで起こる。

特 徴

・スピードの速さ
津波警報等が発表される前にやってくることがある。

・低い津波でも要注意
50cmの津波とはいえ、立っていられるのがやっとなほどの威力で押し寄せてくる。

避難する場合は、とにかくすぐに高い所に逃げることが大切です。

津波防災INSIGHT

・小さい震度でも発生することがある!

・何度もやってくる!
警報や避難勧告・指示が解除されるまで戻ってはいけない。

・見物は危険!
珍しいからといって近づくのは危険である。


台 風


(写真提供:気象庁ウェブサイト)

定 義

熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼ぶが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼ぶ。(気象庁HPより抜粋)

洪 水



メカニズム

台風・集中豪雨等により河川が増水し、堤防を越えた水が沿岸に被害を与える。

土砂災害


(写真提供:気象庁ウェブサイト)

メカニズム

大雨によって地盤が軟らかくなり、がけ崩れや地すべり、土石流をともなう。

前触れ

・がけ崩れ

(写真提供:国土地理院ウェブサイト)

がけからの水が濁る。
がけにひび割れが入る。
小石がパラパラと落ちてくる。

・地すべり

(写真提供:国土地理院ウェブサイト)

地面にひび割れができる。
沢や井戸の水が濁る。
斜面から水がふき出す。

・土石流
山鳴りがする。
雨が降り続いているのに川の水位が下がる。
川の流れが濁ったり流木がまざり始める。

高 潮


(1953年、北海南岸での高潮、オランダ南部ゼーラント州、Wikipedia:パブリック・ドメイン)

メカニズム

台風や低気圧の接近により、海面が上昇し、大波が沿岸部に押し寄せる。

竜 巻


(写真提供「災害写真データベース」、北海道佐呂間町の竜巻による災害(2006年))

現 象

発達した積乱雲によって作られる大気中の激しいうずまきのこと。

特 徴

・速さと威力
秒速100mを超える猛烈な風で、周りのあらゆるものを吹き飛ばす。

・年中発生
年間を通じて、いつでもどこでも発生する。

・日中に注意
夜間よりも日中の方が多い。

発生したら…

・屋内
窓ガラスが割れる危険があるので、窓から離れる。

・屋外
頑丈な建物に避難する。
頑丈な構造物に頭を抱えてうずくまる。

・車内
車も飛ばされる危険があるので、車内でも頭を抱えてうずくまる。

風水害防災INSIGHT

風水害は地震などの予想が難しい災害とは異なり、事前に情報収集ができていれば、余裕を持って行動できる。

・まずは天気予報の確認から!
日頃から天気予報を確認する習慣をつける。

・危険な時は中止の決断を!
旅行で山や海に行くなどの計画がある時は、天気予報を確認し、危険な場合は中止にする。

・家の周りの危険個所をチェック!
自治体の「ハザードマップ」から、家の周りの危険個所をチェックする。


その他自然災害



火山災害

種 類

・火砕流、火山灰や噴石
火砕流は高温の火山ガス・溶岩片・火山灰などが一団となって、斜面を流れ下る現象のことをいう。

火山灰は噴火の大きさや風の強さにより、1,000km以上も遠くまで飛ぶことがある。

また、火口から大きな岩や石が放出されることがあり、これを噴石といい、あたると人や家屋に大きな被害をもたらすことがある。

・溶岩流
火口からあふれ出した溶岩流は、約600~1,100℃と高温であり、田畑や家屋などが焼きつくされ、埋まってしまう。

・土石流
噴火によって火口付近の積雪がとけたり、火山灰が積もったところに雨が降ったりすると、水が地中にしみこみにくいため、土石流が発生することがある。

・地震(噴火活動に伴って発生)
噴火活動にともない、大きな地震が発生することがある。

・火山ガス
火口などからは、硫化水素、二酸化硫黄、二酸化炭素などの有毒な成分を含んだ火山ガスが放出される。

日本は「環太平洋造山帯」という火山ベルトに位置しており、活火山(噴火活動が盛んな火山のこと。)は110を数えます。

火山災害防災INSIGHT

山に出かける時は火山情報をチェックする。

噴石からは岩陰や丈夫な建物に避難する。

行政機関の避難指示に従って行動する。

火山ガス(有毒性)にも注意する。

大 雪


(平成26年の大雪、Wikipedia:パブリック・ドメイン)

命を守る除雪中の事故防止10箇条

1.作業は家族、隣近所にも声をかけて2人以上で行う!

2.建物の周りに雪を残して雪下ろし!
・転落死亡事故の51%で地面に身体を強打しています。

3.晴れの日ほど要注意、屋根の雪がゆるんでいる!
 ・暖かい日の午後の作業は、特に注意が必要です。

4.はしごの固定を忘れずに!
 ・はしごの足元をしっかり固め、上部はロープ等で固定。長さは、軒先より60cm以上高くしましょう。
 ・はしごの昇り降りに加え、はしごから屋根への移動時は特に注意が必要です。

5.エンジンを切ってから、除雪機の雪詰まりの取り除き
 ・除雪作業中の死亡事故の5%は、除雪機に巻き込まれたことが原因です。

6.低い屋根でも油断は禁物!
 ・転落死亡事故の60%は、1階の屋根からの転落が原因です。

7.作業開始直後と疲れた頃は特に慎重に作業!
 ・屋根に上がる前に準備運動をしておきましょう。
 ・雪下ろしは重労働です。事前に体調を整えておくとともに、雪下ろし中は、十分に休息をとりながら、何回かに分けて作業を行いましょう。

8.面倒でも命綱とヘルメットを!
 ・ヘルメットは、あご紐を締めて正しく着用しましょう。
 ・命綱は、ザイルや麻ロープ等、すべりにくく、ゆるみにくいものを使用し、正しく結びましょう。

9.命綱、除雪機など用具はこまめに手入れ・点検を!

10.作業のときには携帯電話を持っていく!

(出典:「よくある除雪作業中の事故とその対策」チラシ、作成:内閣府/国土交通省)

豪雪地帯

日本では、「豪雪地帯対策特別措置法」に基づき「豪雪地帯」や「特別豪雪地帯」(豪雪地帯のうち積雪量が特に多く、住民の生活に著しい支障を生ずる地域)が指定されています。
(出典:雪豪雪地帯対策の推進、国土交通省)

雪 崩


(雪崩の瞬間、Wikipedia:パブリック・ドメイン)

現 象

山に積もった雪が崩れ落ちる。

雪崩被害の多くは「表層雪崩」によるものです。

表層雪崩

気温の低い状況で、積雪面の上に数10cm以上の大雪が降った場合に、新積雪層が滑り落ちる。

降雪中・降雪後・昼夜関係なく、大規模に動き出す。

雪崩防災INSIGHT

・立ち入り禁止場所には入らない。

・春先は雪崩がおきやすい季節なので、注意する!

・時速100kmをこえるスピードなため、逃げ切ることは不可能!

・巻き込まれても、あきらめない!
呼吸器官の確保、岩や樹木にしがみつく。

・大声を出して、仲間に知らせる。

落 雷



現 象

雷は雷雲の位置しだいで、平野、海面、山岳など、ところかまわず落ちる。

落雷防災INSIGHT

外にいる時
・高い木下は危険!
葉先から2m以上は離れる。

・軒先での雨宿りは危険!
建物の中に避難する。

・テニスラケットや釣竿(金属性、カーボンファイバー性)は手放して避難する

・乗り物の中は安全!
家にいる時
・テレビ等電化製品から距離を置く!

・落雷によりパソコン等が壊れる可能性があるので、注意する!


火 災


(写真提供:神戸市)

予防が第一

家で注意する箇所をまとめました。
・コンセント
ほこりやゴミがたまっていると、そこに火がつくことがあるので、コンセントの周りは日頃から掃除しておく。
たこ足配線や古いコンセントは熱をもつことがあるので、注意する。

・たばこ
消し忘れや灰皿に吸い殻がたくさんたまっていると危険!寝たばこや火の不始末に注意する。

・水槽やペットボトルなど
太陽光線があたり、レンズの働きをして、発火することがある。

・コンロ
てんぷらなど、揚げ物を調理する時は、目を離さないこと。また、コンロの火が衣服などにつかないように注意する。

・ライター、マッチ
お子さんがいる家庭では、手が届かない所にしまっておく。

以下の資料をもとに仁志が加工・編集して作成しました。
わたしの防災サバイバル手帳、消防庁
長周期地震動について、気象庁
平成23年度 長周期地震動等に対する高層階の室内安全対策専門委員会報告書、東京消防庁
チャレンジ!防災48、消防庁
特集 大雪に備える、内閣府
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どこにいる?

地震が発生した時、あなたはどこにいるでしょうか?

"その時" どう行動したら良いのでしょうか?

参考文献を基に様々なシーンを想定し、再構成してみました。

皆で考えてみましょう!




以下の資料をもとに仁志が加工・編集して作成しました。
防災マニュアル、消防庁

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日常生活中



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台所



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お風呂・トイレ



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寝ている時



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マンション



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職場・オフィス



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スーパー・デパート



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映画館・劇場



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地下街



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学校



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エレベーター



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住宅地



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オフィス街・中華街



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海岸



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川べり



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山・丘陵地



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運転中



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鉄道



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新幹線



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地下鉄



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バス



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身の安全の確保



まずは、状況を確認し身の安全の確保を最優先する。慌てて行動すると思わぬ怪我をする恐れがあるので、冷静になることを心がける。

揺れが収まったら、戸や窓を開ける等し、出口の確保に努めましょう!
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避難の判断



震災後では、様々なデマや憶測が飛び交う。

正しい情報に基づいた判断を!あなたの運命を左右する。

心に留めておきましょう!

避難勧告が出されたら、避難する。また、勧告がなくても危険を感じたら避難する。
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避難の行動



家を出る時
外に出る時も周囲の確認を!ガラスや瓦などが落ちてくる可能性がある。

家のブレーカーを切り、ガスの元栓を閉める。

近所の方々にも声をかけ、安否確認を!

火災に遭遇したら…
火災では煙が死亡要因の多くを占めている。冷静な避難行動を!

火災報知設備の警報を聞いたときは、状況を確認するとともに、速やかな行動を心がける。

煙が部屋や廊下に充満してきた場合は、ハンカチやタオルなどで口・鼻をしっかり覆い、煙を吸わないよう姿勢を低くして避難する。

避難方法
原則、徒歩で避難する!車を使うと渋滞を引き起こし、消防・救急活動などに支障を来す。

最寄りの避難所、避難場所に避難する。
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救出・援護

災害においては、必ずしも全員が無事に逃げられるとは限りません。早朝・深夜に災害が起きて、逃げ遅れてしまったり、洪水が発生し、家に孤立してしまうことも想定されます。助けを求めたり、救出・援護を行うことも大切です。


助けを求めるとき

(写真提供「災害写真データベース」、津波により浸水した農地(2011年))

洪水が発生し、家の中に孤立したとき、救助隊に助けを求める必要があります。以下を参考にしてください。

シーツ、カーテン、バスタオルなど大きな布を屋根やベランダへ掲げる。救助隊の目印になる。

声を出してもかき消されて聞こえない可能性がある。タオル、洋服など目立つ色のものを大きく振って、助けを求める。

外からは家の中の状況が分からないため、油性ペンで上記の大きな布に「けが人あり」「子供います」「90代1人動けません」など、簡潔に書いておくと有効。

ゴミ袋、レジャーシートは雨よけ、保温になるので、日頃から確保しておく。

救助の際に洋服や腕に「名前、連絡先、持病」を書いておく。優先的に救助されて離れたときに安心。

お薬、お薬手帳を持っておく。

ブラックアウト(大規模停電)対策

救助を待つ間、停電により明かりがない場合があります。ペットボトルとスマートフォンで明かりの代用が可能です。


初期消火

火災になった場合は、周りの人に大きな声で助けを求めるとともに、手近にある消火器などで初期消火を行う。

初期消火ができず天井まで火が広がってしまったら、自分や他の住人の安全を確保するとともに、消防隊や消防団へ助けを求める。

消防隊が到着するまで、近所の人たちや自主防災組織の人などと協力して、近隣の住民(特に子供や高齢者などの要援護者)の避難を確認し、バケツリレーなど火災の延焼阻止を試みる。

救出・救護活動

災害が大きくなると、負傷者が多くなり、また道路が通行困難となっているために消防署などによる救出活動が間に合わない場合がある。軽いケガなどの処置は、みんながお互いに協力し合って応急救護を行う。

建物の倒壊や落下物などの下敷きになった人がいたら、意識があるかどうかを確認し、声をかける。救出活動には危険が伴う場合があるため、複数で協力して行う。

以下の資料をもとに仁志が加工・編集して作成しました。
防災マニュアル、消防庁
わたしの防災サバイバル手帳、消防庁
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何が必要?

防災対策を施す上で、何が必要になるでしょうか?

みんなで考えていきましょう!

家具を固定しよう!

阪神・淡路大震災が起きた際、犠牲者の方々の約8割が家具による窒息死、圧死というデータがあります。(平成16年版「防災白書」)

大地震が起きた時は、揺れが縦に揺れることが多く、重い家具でも飛んでくる恐れがあります。

タンスや食器棚など、家の中で大型の家具は固定して、動かないようにすることが大切です。

・家具転倒のメカニズム ・家具の固定
その家具、本当に必要ですか?

家具の固定は防災の基本ですが、そもそも家具がなくても収納できるような部屋が理想だと思います。

地震時に押しつぶされたりする危険性"そのもの"が無くなるからです。

スティーブ・ジョブズが物のこだわりが強く、部屋にほとんど家具が無かったというのもシンプルで部屋が広く使えて良いなと思います。

本人確認カード

避難時に本人確認をするためのカードです。PDFに印刷したり、スクリーンショットを撮りご自身のスマートフォンに保存しておき、避難時にご利用ください。


消火器の使い方

災害とともに火災が起きる可能性があります。初期消火が必要な時に備えて、消火器の使い方を覚えておきましょう。


火のおこし方

真冬に災害が起きた際や遭難した時など、火をおこす必要に迫られる時があります。火のおこし方を覚えておきましょう。

1.火をつける材料を見つける。(落ち葉や枯草など)

2.虫メガネのレンズやビンの底などで火をおこす。

Wi-Fiの無料開放

平成28年4月に発生した熊本地震では、Wi-Fiの無料開放というサービスが行われました。具体的には、通信事業者が避難所を中心に無料公衆無線LAN(Wi-Fi)アクセスポイントを設置し、携帯電話事業者が災害用統一SSID「00000JAPAN」の運用を初めて実施し九州全域で約55,000のアクセスポイントを確保しました。(出典「平成28年版 情報通信白書」)

災害時には、携帯電話回線が混雑し、つながりにくくなるという障害が想定されるため、このようなサービスは非常に重要であると思います。
以下の資料をもとに仁志が加工・編集して作成しました。
防災マニュアル、消防庁
わたしの防災サバイバル手帳、消防庁
地震による家具の転倒を防ぐには、消防庁

避難情報

指定緊急避難場所

地図から調べる

都道府県を選択すると地図画面に移動します。

リストから調べる

検索フォームに都道府県、市町村、町字を入力し絞込み検索ができます。


※一部の自治体では、データ未整理のため、掲載されておりません。最新の情報は、自治体の公式サイトなどでもご確認ください。

参考:指定緊急避難場所データ 市町村別公開日・最終更新日
指定緊急避難場所
津波、洪水等による危険が切迫した状況において、住民等が緊急に避難する際の避難先として位置付けるものであり、住民等の生命の安全の確保を目的とするものです。

避難場所等の図記号の標準化の取組

避難場所は避難種別ごとに設定することになっていますが、日本全国どこでも同じ表示になるようJISにおいて、この図記号を使った表示方法に係る「災害種別避難誘導標識システム(JIS Z9098)」を平成28年3月22日付で制定しました。
津波・高潮
洪水・内水氾濫
崖崩れ・地滑り
土石流
大規模な火事

災害時帰宅支援ステーション

大規模災害時に多くの帰宅困難者が発生した場合に水道水、トイレ、道路情報の提供等の支援を行うコンビニや外食チェーン店のこと。官民一体となった取り組み、素晴らしいです。
出典:内閣府、自治体との災害時帰宅困難者支援協定(減災への取組)

避難場所だけが避難場所ではない!

災害時に避難する場所は必ずしも避難所である必要は無いと思います。

親の所や娘・息子の所、親戚の家など、災害から離れた安全な場所であれば、それで良いと思います。

核家族化が進んでいる日本もこういう潜在的な問題がある気がします。

人間一人では生きられないから、人の繋がりを大事に生きていきたいものです。

通行止め情報


以下の資料をもとに仁志が加工・編集して作成しました。
・地理院タイル(http://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html)、指定緊急避難場所データ
避難場所等の図記号の標準化の取組、内閣府
通行止め情報、G空間情報センター
日本の地方自治体一覧オープンデータ
都道府県カラム

気象情報

気象庁

  • 更新


Windy

  • 更新


台風情報


天気予報

※日本気象協会へのリンクです。


警報・注意報

「気象警報・注意報発表状況」(気象庁ウェブサイトより)

・警戒レベル5相当
   大雨特別警報
・警戒レベル4相当
   土砂災害警戒情報
   高潮特別警報
   高潮警報
・警戒レベル3相当
   大雨警報(土砂災害)
   洪水警報
   高潮注意報
・警戒レベル2相当
   大雨注意報
   洪水注意報
   高潮注意報

以下の資料をもとに仁志が加工・編集して作成しました。
日本気象協会
都道府県カラム

ハザードマップ

洪水浸水想定区域(想定最大規模)

地図から調べる

   0.5m未満
   0.5~3.0m
   3.0~5.0m
   5.0~10.0m
   10.0~20.0m
   20.0m以上

現在地から調べる

解析しています…
解析結果は以下のとおりです。

解析結果

経度:度、緯度:

標高:m、最大浸水深:

現在地は、洪水データが整備されておらず、最大浸水深を測定できませんでした。

解析結果

経度:度、緯度:

標高:m、最大浸水深:不明

「地点別浸水シミュレーション検索システム」(浸水ナビ)
浸水想定区域図を電子地図上に表示するシステムです。このシステムのAPIを利用することで、GPSから洪水浸水想定区域(想定最大規模)の情報を文字でも配信できるようになりました。なお、解析には3分程度かかりますので、ご承知おきください。

河川監視システム

国土交通省では、簡易型河川監視カメラ画像のウェブ提供をしています。ご自分の身の回りの河川の様子を見てみましょう。


洪水・高潮・津波浸水想定区域


・浸水継続時間(想定最大規模)_国管理河川
   12時間未満
   12時間~1日未満
   1日~3日未満
   3日~1週間未満
   1週間~2週間未満
   2週間以上
・家屋倒壊等氾濫想定区域(氾濫流)
 ○ 
・家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食)
  
・高潮浸水想定区域
・津波浸水想定
   0.3m未満
   0.3~0.5m
   0.5~1.0m
   1.0~3.0m
   3.0~5.0m
   5.0~10.0m
   10.0~20.0m
   20.0m以上

土砂災害マップ


・急傾斜地の崩壊区域
傾斜度が30°以上ある土地が崩壊する自然現象
   特別警戒区域
   警戒区域
・土石流警戒区域
山原が崩壊して生じた土石等又は渓流の土石等が一体となって流下する自然現象
   特別警戒区域
   警戒区域
・地すべり警戒区域
土地の一部が地下水等に起因して滑る自然現象又はこれに伴って移動する自然現象
   特別警戒区域
   警戒区域
・土石流危険渓流   
・急傾斜地崩壊危険箇所   
・地すべり危険箇所   
・雪崩危険箇所   

※一部の自治体では、データ未整理のため、掲載されておりません。最新の情報は、自治体の公式サイトなどでもご確認ください。


以下の資料をもとに仁志が加工・編集して作成しました。
ハザードマップポータルサイト
「地点別浸水シミュレーション検索システム」(浸水ナビ)
・国土交通省、報道発表資料
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ダムの情報

ダムに関する情報をまとめました。

日本は急斜面が多く、台風や豪雨など、厳しい自然条件下にあります。

一度大雨が降ると河川に水が一気に流れだし洪水をもたらし、日照りが続けば、川の水がなくなり水不足となって、生活や経済活動に大きな影響が出ます。

このため、洪水を防御し、水が豊富な時に水を貯めて水不足の時に補給するダムは、わが国の国土条件下では有効な河川整備手法の一つと言われています。

また、河川の整備にあたっては、最初からダムを排除することなく、また、ダムにこだわることなく、個々の河川や地域の特性を踏まえて、堤防や遊水地、ダムなどを総合的に検討し、最も適切な組み合わせで実施することが必要です。

ダムの放流について

ダムが満水になったとき、緊急放流が行われますが、下の画像をイメージして頂ければと思います。
ダムの緊急放流
以下の資料をもとに仁志が加工・編集して作成しました。
ダムの施策紹介、国土交通省
ダムの洪水調節に関する検討とりまとめ(案)概要(令和2年5月)、国土交通省
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浸水・積雪AR

浸水・積雪ARは自宅が何m浸水する(何cm積雪する)といった場合にAR機能を用いて、どこの高さまで浸水するか(積雪するか)、見積もる時に使用できます。

使い方

・家から5~6m離れてスマホを向ける。

・「ARをONにする」ボタンをタップする。

・右のメーターで高さを測る。

・「標高を調べる」ボタンから現在地の標高も調べられる。
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医療・福祉情報

医療情報

目 次


災害拠点病院マップ

災害拠点病院マップを作成しました。

災害拠点病院
地震・津波などの災害時に災害医療を提供できる機能が備わった病院です。


避難生活

温度・環境管理

温度・環境管理

夏場は涼しく、冬場は暖かくなるよう、室内環境を整える必要があります。

暑いときは夏服の利用や、冬場は各避難所に毛布を配備するなど、衣類の備えが必要です。

体育館において、日差しが強い時は、カーテンを利用し、寒い時は扉の開閉を最小限にするなど、その場その場の環境を整えましょう。

身の回りを整理整頓し、通路確保、転倒予防、段差への注意喚起の工夫をしましょう。

衛生管理

衛生管理

避難所内でのゴミを捨てる場所を定めて、封をし、はえ・ネズミやゴキブリの発生を防止しましょう。

定期的に、避難所全体を清掃し、食べ物や残飯などを適切に管理しましょう。

夏場は避難所の出入り口や窓に、細かな網を張る、殺虫剤を使用するなど、防虫対策を取りましょう。

避難所生活が長引くと敷きっぱなしの毛布等寝具が汚れ、湿気を含み、雨天の多くなる梅雨時にはダニなどが発生しやすくなります。日中は布団を敷きっぱなしにせず、晴れた日には日光干しや通風乾燥を行うようにしましょう。

水分補給

水分補給

様々なストレスやトイレの整備が原因で、避難者は水分を取る量が減りがちになります。特に高齢者は脱水に気づきにくく、脱水は尿路の感染症や心筋梗塞、エコノミークラス症候群などの原因にもなるため、しっかりと水分補給を心がけてください。

飲料にはペットボトルでのミネラルウォーター又は煮沸水を使用し、生水の使用は避けましょう。

給水車による汲み置きの水は、出来るだけ当日給水のものを使用しましょう。

井戸水や湧き水をやむを得ず使用する時は、煮沸等殺菌することに気を付けましょう。

感染症対策

感染症対策

避難所での集団生活では、下痢などの消化器系感染症や、風邪やインフルエンザなどの呼吸器系感染症が流行しやすくなります。

こまめに手洗い、うがいをすることが大切です。

水が出ない場合は、擦り込み式エタノール剤やウェットティッシュを世帯単位で配布することが望ましいです。

発熱・せきなどの症状がある方は、軽い症状であったとしても、マスクを着用しましょう。

下痢の症状がある方は、脱水にならないよう水分補給をしましょう。また、手洗いも必ずしてください。

がれき撤去の際には、長袖・長ズボン・手袋(皮手袋)の上に厚手のゴム手袋をしたり、厚底の靴を履くなどしてけがを防ぎ、感染症にかからないようにしましょう。

下痢、嘔吐、発熱患者が同時期に複数の方に発生した場合には保健所に連絡しましょう。

エコノミークラス症候群

エコノミークラス症候群
エコノミークラス症候群
食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて、足を動かさないと、血行不良が起こり、血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)が足から肺などへとび、血管を詰まらせ肺高速などを誘発する恐れがあります。この症状をエコノミークラス症候群といいます。

このような危険を予防するために、定期的に体を動かし、十分な水分を取るようにしてください。

アルコール、コーヒーなどは利尿作用があり、飲んだ以上に水分となって体外に排出されるため避けましょう。

また、禁煙はエコノミークラス症候群の予防においても重要です。

胸の痛みや、片側の足の痛み・赤くなる・むくみがある・しびれているなどの症状がある方は早めに医療機関に受診してください。

粉じん予防

粉じん予防

家屋などが倒壊すると、コンクリートや断熱と耐火被覆に用いられた壁材などが大気中へ舞ったり、土砂などが乾燥して細かい粒子となります。これら粉じんを長期間吸い込んだ場合、肺の末梢の細胞である肺胞に蓄積し、「じん肺」という病気にかかる可能性があります。

「じん肺」を根治する方法はないため、予防処置をとることが重要です。
1)粉じんの吸入を防ぐ
 ・使い捨て式防じんマスクなどを着用する。
 ・粉じんが付着しにくい服装を選ぶ。
 ・外出から帰ったらうがいをする。
2)粉じんの発生を抑える
 ・粉じんの発生する場所などをふたなどで覆う。
 ・散水する。(水をまいたり、粉状のものはあらかじめ水で濡らす。
3)粉じんを除去する。
 ・廃棄装置、除じん装置がある場合には、これらを使用する。
4)外気で粉じんを薄める。
5)作業後、咳、痰、息切れが続く人を見かけた場合は、医師・保健師などに相談することを勧める。

マスクの着用を!
粉じんが舞い上がるような環境では、マスクを用いることが必要です。防じんマスクやN95マスクなどが売られています。例え、暑い季節であっても、マスクを着用するようにしましょう。

慢性疾患

慢性疾患

慢性疾患の中には、治療の継続が特に欠かせない病気があります。人工透析を必要とする慢性腎不全、インスリンを必要とする糖尿病などの方は、治療の継続が必須ですので、早めに医療機関を受診してください。

食中毒予防

食中毒予防

夏には食中毒が起こりやすくなります。また、冬でもノロウィルスなどによる食中毒が起こるため、季節を問わず食品の衛生管理に気をつけましょう。

届いた物資を加工したり、火を通すためにも、調理場所の確保と衛生管理を行いましょう。

食事の前やトイレ後は、流水で必ずよく手洗いしましょう。調理者は手指の消毒を心がけましょう。

配給食を出す場合には、食品の賞味期限、消費期限を確認しましょう(必要以上に保管しない)。

配った食品は早めに食べて、残った物は回収し破棄しましょう。

食料は、冷暗所での保管を心がけるなど、適切な温度管理を行いましょう。

加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱しましょう。

調理器具等は使用後にできるたけ洗浄しましょう。

下痢や嘔吐等の症状がある方は、食品を取り扱う作業をしないようにしてください。



AEDについて

概要

自動体外式除細動器(AED)については、平成16年7月に救命の現場に居合わせた市民による使用の取扱いを示して以降、国内において急速に普及し、AEDを用いた救命事例が多数報告されています(平成26年時点での販売累計:約63万台)。

AEDマップ

日本全国に設置されているAEDの情報をマップ上に表示されています。もしもの際、すぐにAEDを探せるように工夫されています。


ヘルプマーク

知っていますか?

ヘルプマーク
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
ヘルプマーク


対象者

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方

災害時の対応

災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。

視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な方がいます。
以下の資料をもとに仁志が加工・編集して作成しました。
災害医療、厚生労働省
「避難所生活を過ごされる方々の健康管理に関するガイドライン」について
ヘルプマーク、東京都福祉保健局
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統計からみる防災

防災に関する統計情報や各種資料をまとめました。

違う角度から防災を考えてみましょう!

自助・共助・公助


・自助…自分の身は自分で守る

・公助…行政機関が援助する

・共助…地域住民一体となって助け合う


阪神・淡路大震災における救助の主体と救出者数
(出典「平成26年度防災白書」)

グラフを見ると、80%近くの方々が「共助」により助けられていることが分かります。

東日本大震災では、市役所等が被災に会い、行政機関が麻痺してしまいました(公助の限界)。

巨大地震では、行政機関そのものが麻痺し、機能しなくなることも想定されることから、 地域住民同士で助け合うことがいかに大切だと思います。

高齢社会


東日本大震災では、亡くなられた方々のうち、60歳以上の高齢者は66.1%を占めています。(高齢社会白書_平成25年版)

高齢社会となっている日本において、高齢者の方々の命をいかに守るかが重要になっています。


南海トラフの巨大地震モデル

内閣府の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」にて、議論されたマップデータです。

近い将来、東海・東南海地震が起きることが予測されています。

自分達が住んでいる地域では、どの規模の揺れになるのか等、予め心構えしておくことも大切です。

ぜひ、確認してみてください。

(出典「内閣府 南海トラフの巨大地震モデル検討会」)


以下の資料をもとに仁志が加工・編集して作成しました。
平成26年版 防災白書、内閣府
平成28年版 防災白書、内閣府
・G空間情報センター、強震断層モデル(1)データセットA
高齢社会白書(平成25年版)、内閣府
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作ろう!防災マップ

我が家の防災対策のため、避難所の情報を掲載した防災マップや避難時に何を持っていくか等の情報を掲載できる防災マップ作成ツールを作りました。

ご家族や友人と作ってみましょう!

使い方

・タイトルを考えましょう。

・地図、気づいたこと・危険個所、非常時持ち出しリストはドラッグして動かすことができます。

・PCでは、さらにサイズの拡大・縮小ができます。

・地図にはマーカー、ライン、ポリゴン(図形)が作図できます。自宅、避難場所、避難ルートを書いてみましょう。

・「リスト追加」ボタンを押すと、非常時持ち出しリストが追加されます。

・「印刷」ボタンを押すと、画面を印刷できます。

・自分だけの防災マップを作成できます。

・見本


・注意点
本ガイド作成は、私的利用に限らせていただきます。また、OpenStreetMap利用規約に沿って、利用してください。

利用規約

この利用規約(以下,「本規約」といいます。)は,利用者の皆様がこの「防災INSIGHT」アプリ(以下、「本アプリ」といいます。)を利用する上での利用条件を定めるものです。利用者の皆様には,本規約に従って,本アプリをご利用いただきます。

第1条(適用)
本規約は,本アプリを利用する全ての利用者の皆様に適用されるものとします。本アプリを利用する全ての利用者の皆様は、この規約に同意されたものとみなします。

第2条(本アプリの利用について)
(1)利用料金
利用者の皆様は、本アプリを無料で利用できます。ただし、インターネットを利用しているので、インターネット通信料は利用者の皆様のご負担となります。

(2)アクセス解析
管理人「仁志」は利用者数を把握するため、アクセス解析を行っています。これは、ユーザの利用状況及びサーバの負荷状態を把握するために使用するものとし、それ以外の用途では用いません。

(3)GPSの利用
本アプリは、端末のGPSを利用し、現在地を把握することができます。GPSを利用しなくても、ご利用になれます。プライバシー保護の観点より、GPSの利用はご利用者様の責任のもと、ご利用ください。(プライバシーが気になる方は、GPSを利用しない方法でご利用ください。) また、管理人「仁志」は、GPS情報の収集等は一切行いません。
なお、GPSはネットワーク、端末にも記録が残ります。本アプリ以外の痕跡については、各ネットワーク事業者、端末事業者の規約に従って利用してください。

第3条(禁止事項)
本アプリの利用にあたり,以下の行為をしてはなりません。

(1)法令または公序良俗に違反する行為
(2)犯罪行為に関連する行為
(3)本アプリの運営を妨害するおそれのある行為
(4)他の利用者の皆様に関する個人情報等を収集または蓄積する行為
(5)他の利用者の皆様に成りすます行為
(6)本アプリを無断で転載、複製する行為
(7)反社会的勢力に対して直接または間接に利益を供与する行為
(8)その他,管理人「仁志」が不適切と判断する行為

第4条(本アプリの提供の停止等)
管理人「仁志」は,以下のいずれかの事由があると判断した場合,事前に通知することなく本アプリの全部または一部の提供を停止または中断することができるものとします。
(1)本アプリの更新を行う場合
(2)コンピュータまたは通信回線等が事故により停止した場合
(3)その他,管理人「仁志」が本アプリの提供が困難と判断した場合
管理人「仁志」は,本アプリの提供の停止または中断により,利用者の皆様または第三者が被ったいかなる不利益または損害について,理由を問わず一切の責任を負わないものとします。

第5条(免責事項)
本アプリにより生じた、いかなる損害も保障しません。利用者様の責任のもと、ご利用ください。

第6条(本アプリの変更等)
管理人「仁志」は,利用者の皆様に通知することなく,本アプリの内容を変更しまたは本アプリの提供を中止することができるものとし,これによってユーザーに生じた損害について一切の責任を負いません。

第7条(知的財産権)
本アプリ上のコンテンツの著作権は、仁志に帰属しており、著作権法によって認められている場合を除き、当該著作物を無断使用(複製、頒布、送信、譲渡、翻案など)することは禁止されています。利用者の皆様は、各サービスの利用規定、コンテンツライセンス条件に従い、許容された範囲内のみでご利用ができる権利を許諾されています。

第8条(利用規約の変更)
管理人「仁志」は,必要と判断した場合には,利用者の皆様に通知することなくいつでも本規約を変更することができるものとします。

第9条(準拠法)
本規約の解釈にあたっては,日本法を準拠法とします。

附則
2020年9月5日 GPSに関する条項追加
2017年6月17日 利用規約制定

開発者プロフィール


◆ 斎藤 仁志

◆ 防災アプリ「防災INSIGHT」開発者

◆ 防災アプリ賞・UDC協議会銀賞受賞

◆ 普段は事務仕事、ライフワークにてアプリ・プログラミング開発の "二刀流" で生活

◆ 日々、ITスキルを磨き、防災×ITを考える人

◆ 災害データ可視化

◆ 名古屋大学卒、愛知県一宮市在住

実績

アーバンデータチャレンジ2020 協議会銀賞、UDC銅賞受賞

いちのみやTV出演

平成29年度 防災アプリ賞受賞

更新情報

2024.01.27 アプリ内検索仕様変更
検索ワードを強調するように変更

2024.01.24 自然災害の項目、仕様変更

2022.08.28 気象庁雨雲レーダー追加

2021.09.05 ダムの情報追加

2021.07.04 緊急性、速読性を考慮したUIに変更

2021.05.27 トップページデザイン変更

2021.04.10 防災マップ仕様変更
スマートフォン、タブレットでも操作可能

2021.01.25 アプリバージョンアップ(ver.5)
各コンテンツメニュー和風デザインに変更

2020.10.30 台風情報仕様変更

2020.07.05 避難マップに自治体URL追加

2020.06.27 避難情報仕様変更

2020.06.23 気象情報仕様変更

2020.05.24 避難マップQRコードに対応

2020.04.28 警報・注意報仕様変更

2020.03.21 感染症WEBへのリンク設置

2020.02.10 トップに戻るボタン仕様変更

2020.02.08 アプリバージョンアップ(ver.4)
メインメニュー大幅に変更、キーワード検索仕様変更、指定緊急避難場所リスト化、洪水ハザードマップ文字情報にて配信、土砂災害マップに雪崩危険個所など追加、災害速報追加

2020.01.25 開発者の視点追加

2020.01.22 震度速報仕様変更

2020.01.18 避難マップ、ハザードマップにシェアボタン設置

2020.01.02 トップに戻るボタン追加

2019.10.06 天気予報仕様変更

2019.09.08 天気予報仕様変更

2019.08.11 暑さ指数追加

2019.08.06 シェアページ、雨雲レーダー変更

2019.07.27 通行止め情報、警報・注意報追加

2019.07.23 ボタンの色彩変更

2019.06.16 医療・福祉情報追加

2019.03.15 地震速報追加

2019.03.10 活断層マップ追加

2019.03.09 インストール方法追加

2019.03.06 風向・温度マップ搭載

2019.03.03 救出・援護追加、安否確認に帰宅困難者追加

2019.02.24 アプリバージョンアップ(ver.3)
検索キーワード機能、災害情報、天気予報、AR機能追加、持ち出しリスト仕様変更

2018.12.29 背景色変更、土石流マップ仕様変更

2018.10.08 想定区域更新

2018.10.03 ハザードマップ変更

2018.09.17 PWAによるオフラインモード対応

2018.09.15 速度向上のための軽微な修正

2018.08.18 ハザードマップ搭載、解説動画追加、SNSシェア時の画像変更

2018.06.24 日本全国の避難場所を1つのマップに表示

2018.04.15 QRコード追加

2018.03.04 気象庁RSS情報搭載

2018.02.17 アプリ内ルート検索機能搭載

2018.02.10 アプリバージョンアップ(ver.2)

2018.01.21 日本語表記変更、マップ全画面表示に変更

2017.09.23 都道府県マップ搭載

2017.07.17 雨雲レーダー搭載

2017.06.17 アプリ公開

使い方

インストール方法

Safariの場合

・共有ボタンから「ホーム画面に追加」をタップします。

・「OK」を押すとホーム画面にアイコンが表示されます。

以上でインストール完了です。

Google Chromeの場合

・設定ボタンから「ホーム画面に追加」をタップします。

・「OK」を押すとホーム画面にアイコンが表示されます。

以上でインストール完了です。

画面構成

メインメニュー

基本構成は、以下の4画面です。

1.学習

防災のステージを「事前準備」「避難時」「帰宅後」「さらに詳しく」の4段階のコンテンツに分類してあります。

災害の種類や非常時の持ち出しリスト、浸水・積雪ARなど、防災について、幅広く学ぶことができます。
2.避難情報

日本全国の指定緊急避難場所をマップ化、リスト化しました。

避難する時の避難場所を検索することができます。

通行止め情報も載っていますので、実際に避難する時の参考にしてください。
3.気象情報

雨雲レーダーで大気の状態を知ることができます。

天気予報も載っているので、お出かけの際、雨具がいるかどうかの判断もできます。
4.浸水想定

日本全国の災害ハザードマップ(洪水、土砂災害)を調べることができます。

洪水ハザードマップでは、GPSから位置情報を把握し、現在地の最大浸水深を解析し、文字情報にて配信します。

この配信により、視覚障がい者の方々などのような目の不自由な方々もハザードマップの情報を知ることができます。

コンテンツ画面

右上に、 ホームボタン、× 閉じるボタンがあります。

ホームボタンはトップ画面に、閉じるボタンは1つ前の画面に遷移します。

使っていくうちに、操作方法が何となく分かるようなコンテンツ画面にしました。

速報ボタン

トップ画面には、速報ボタンがあります。

これは、地震速報など、災害の速報情報を閲覧することができます。

キーワード検索

トップ画面には、検索ボタンがあります。防災について、知りたい内容を入力することで、アプリ内の検索ができます。