Menu

避難サイクル


災害が起きる前

地震、台風、津波…災害はある日、突然やってきます。災害が起きる前に私たちに出来ることは何でしょうか?

いざという時のために「心構え」があれば、災害時に落ち着いて、対処できます。みんなで考えていきましょう。


家具の固定

阪神・淡路大震災が起きた際、犠牲者の方々の約8割が家具による窒息死、圧死というデータがあります。(平成16年版「防災白書」)

大地震が起きた時は、揺れが縦に揺れることが多く、重い家具でも飛んでくる恐れがあります。タンスや食器棚など、家の中で大型の家具は固定して、動かないようにすることが大切です。



避難する時

まずは、最寄りの避難場所がどこにあるのか、調べて避難することが大事です。その上で持ち出し品リストを参考に「何を持っていくのか?」を考えましょう。避難時には、火災などの2次被害を防ぐため「ブレーカーを切る」ことを忘れずに避難してください。

また、家族全員が家にいるとは限りません。時には、避難場所で落ち合うことも考えられます。安否確認を行う必要があります。





帰宅後

台風、豪雨による浸水被害、火災などによる住家被害があり、火災保険などを使用する場合、保険会社から罹災証明書の提出が求められる場合があります。

お住まいの自治体に問い合わせて、罹災証明書の交付手続きを行いましょう。


次の防災へ

台風、集中豪雨はたて続けに発生する場合があります。2度、3度と災害が起きると被害が酷くなる場合があります。

次の災害に備えて、雨漏りの修復や補強に努めましょう。


罹災証明書

市町村長は、当該市町村の地域に係る災害が発生した場合において、当該災害の被災者から申請があつたときは、遅滞なく、住家の被害その他当該市町村長が定める種類の被害の状況を調査し、罹災証明書(災害による被害の程度を証明する書面)を交付しなければならない。(災害対策基本法第90条の2)


緊急地震速報

緊急地震速報とは、地震の発生直後に、震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して震源や地震の規模(マグニチュード)を直ちに推定し、これに基づいて各地での主要動の到達時刻や震度を予想し、可能な限り素早く知らせる地震動の予報及び警報のことである。気象庁では平成19年10月1日から、緊急地震速報の一般向け提供を行っている。(参考文献:平成23年版 情報通信白書、気象庁HP)